ホソバオキナゴケの特徴
低地や山地の腐植土の貯まった地上や木の根元などに半球状で白緑色の塊になって生える 。茎は長さ2〜3cmで、ときに枝分かれする。葉は重なり合って密につき、乾いても変形しないが、乾くと白色が強くなる。葉は卵形で長さ3〜4cm、中肋はない。
寺院などの苔庭に多く使用されており、苔寺で有名な京都西方寺に主役として生息している。ホソバシガラゴケ、ヤマゴケ、マンジュウゴケなどとも呼ばれ、ヤマゴケとして流通していることが多い。スギゴケやスナゴケなど苔庭や寺院に使用される3大ゴケのひとつ。紅葉などの広葉樹との相性もよく、秋の紅葉との相性が美しい。
半日陰で乾燥気味の場所を好む。乾燥していても、形状の変化がないため、苔庭を初め、盆栽、苔玉に使用される。
苔庭に最もよく使うコケのひとつ。このコケの葉には透明胞細と言う保水能力の有る大きな細胞があり、植物体が保水力に富む。半球状に生える。
きめが細かく絨毯のような質感なので、苔庭に施工したあとの目土は不要。
小さくて育成が遅く、加湿気味にするとゼニゴケやタチゴケなど強い苔が生えてくるので、水はやりすぎず抑えめに行う。
苔テラリウムや苔玉など室内でも丈夫で、苔庭と合わせて用途の幅が広く汎用性の高い苔の種類。
用途
-usage-苔園緑化、プランター、盆栽
分布
-distribution-北海道から九州、朝鮮、中国、東南アジア
日照量
-solar radiation-
苔庭づくりの手順

1. 水はけの良い土壌づくり
水たまりができないよう地面を整え水、勾配を考慮した水はけの良い土壌を作ります。

2. 苔ネットタイプの設置イメージを事前に把握
苔緑化する面積に必要な枚数を予め把握し、必要な枚数を準備します。ハッピーモスの苔マットは1平米施工するのに8枚必要になります。

3. トレイから取り出し一枚ずつ貼る
苔マットをトレイから取り出し、一枚ずつ貼っていきます。
苔庭の事例
様々な場所にご活用いただいております。




HappyMOSSの苔マットは、造園業者のプロの方から、専門業者でない個人でも庭をDIY感覚で苔庭に施工することができます。 地ならしから配置・加工そして管理と、このHappyMOSS Webサイト内に情報がまとめてありますので、苔庭施工をご検討中の皆様はぜひご参考ください。
愛知県 安城産業文化公園デンパーク 様
今回、花の大温室フローラルプレイスの一角にあるガーデンルームでポンドガーデンをするにあたり、和をテーマにしたかったので、ハッピーモスさんの苔シートを使わせていただきました。
苔シートを初めて使うので、温度や湿度や日照など不安な点がありましたが、丁寧な対応で管理方法を教えて頂きました。
お陰さまで、6月中旬〜9月中旬の酷暑の中でもなんとか苔の庭をきれいに維持し会期を終える事ができました。
これからも、和風の庭を作る時は是非使わせていただきたいと思います。 色々とお世話になり、ありがとうございました。
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