カモジゴケの特徴
山地の林の中の腐植土の上や大木の根元や落ち葉の堆積した上などに群落をつくる。シッポゴケやオオシッポゴケと一緒に生息しているエリアもある。茎は10cm前後になり、枝分かれはない。茎の表面は灰白色の仮根が多い。葉は1cm前後で、葉の基部は広く、他は細長い。へりは鋭い歯をもち、中肋は葉の先まで届く。胞子体は茎に一本付き、朔は円筒形で曲がる。茎葉が動物の尾のような形状をしており、乾燥すると鎌状に曲がる。
シッポゴケとの違いは葉先が同じ方向に向く。主に腐植土の半日陰地に生息する。砂質を好み、比較的乾燥に強く、庭緑化用に適しており造園業界では人気の高い苔の種類。生息地が限られており育成も遅く流通量も少ない。日照地では朝か夕に水やりをする。シッポゴケの仲間は日本に20種前後が知られていて、分類が難しい。よく似たオオシッポゴケは茎の仮根が褐色を帯びる。 いずれも苔庭にはよく利用される。
カモジゴケは見た目が美しく、比較的乾燥にも強いため苔庭で良く使用される苔の種類。ハッピーモスでもカモジゴケは人気がある。施工後に目土を行い、馴染むまで寒冷紗などで遮光し定着させていくと良い。
用途
-usage-苔園緑化、プランター、盆栽
分布
-distribution-日本全国、近辺のアジア
日照量
-solar radiation-
苔庭づくりの手順

1. 水はけの良い土壌づくり
水たまりができないよう地面を整え水、勾配を考慮した水はけの良い土壌を作ります。

2. 苔ネットタイプの設置イメージを事前に把握
苔緑化する面積に必要な枚数を予め把握し、必要な枚数を準備します。ハッピーモスの苔マットは1平米施工するのに8枚必要になります。

3. トレイから取り出し一枚ずつ貼る
苔マットをトレイから取り出し、一枚ずつ貼っていきます。

4. 目土をかける
最後に目土をかけて緑化が完了です。
苔庭の事例
様々な場所にご活用いただいております。




HappyMOSSの苔マットは、造園業者のプロの方から、専門業者でない個人でも庭をDIY感覚で苔庭に施工することができます。 地ならしから配置・加工そして管理と、このHappyMOSS Webサイト内に情報がまとめてありますので、苔庭施工をご検討中の皆様はぜひご参考ください。
愛知県 安城産業文化公園デンパーク 様
今回、花の大温室フローラルプレイスの一角にあるガーデンルームでポンドガーデンをするにあたり、和をテーマにしたかったので、ハッピーモスさんの苔シートを使わせていただきました。
苔シートを初めて使うので、温度や湿度や日照など不安な点がありましたが、丁寧な対応で管理方法を教えて頂きました。
お陰さまで、6月中旬〜9月中旬の酷暑の中でもなんとか苔の庭をきれいに維持し会期を終える事ができました。
これからも、和風の庭を作る時は是非使わせていただきたいと思います。 色々とお世話になり、ありがとうございました。
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