2種・3種混合タイプ

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ハッピーモスでは、複数の苔を混合させたタイプの苔マットを取り扱っています。混合タイプは、より自然界に近い状態を再現しているため、苔の定着率が上がる、環境変化に強くなるというメリットがあります。育てやすいため、苔庭づくりが初めての方にもおすすめです。本ページでは、なぜ混合タイプが育てやすいのかや、混合タイプに含まれる苔の種類や特徴を詳しくご説明します。

混合タイプについて

POINT01自然界のような苔の混在を再現したから、定着しやすい

自然界の中には様々な苔の種類が混在して生息しています。
苔マットのコロニー(群生)は胞子の引っかかりがよく、コロニーを足場にして定着を促進します。スナゴケ･ハイゴケの2種類、スナゴケ･ハイゴケ･ウマスギゴケの3種類が混在のハイブリッドタイプを施工し、雄株雌株が交配して自然に生えた苔は、その環境により合致し、少々のことでは枯れたりしません。

POINT02光や湿度など、お庭の環境変化に強い

庭の環境は一定ではなく、刻々と変化し続けています。
庭木が成長するにつれ、庭の光・湿度環境が少しずつ変わります。また、庭の改修に伴う環境変化や、大きな視点でみれば地球規模の温暖化やヒートアイランド現象・集中豪雨などの影響もあります。
変化し続ける庭環境のなかで、その時々の環境変化に最も適応した苔の種類が定着します。

混合タイプに使用されている苔の特徴

スナゴケの特徴

HappyMOSSの苔の中で最も乾燥に強い
乾燥している時は仮死状態でその身を横たえ、霧吹き程度の水を与えれば数秒で美しい緑が蘇る
強い日差しのもとでも大丈夫
湿った場所であれば太陽光が強く当たる環境でもよく生えるほど強い
太陽光と適度な湿り気があれば育つ
庭では日の当たる明るい場所を選ぶ
寺院や苔庭によく使用され、盆景にも使われる
成長が早く強い
目土は川砂をまく
施工後は新芽がでるまで水やりをして、新芽がでてからは自然の水分循環（雨や朝露夜露）にまかせる
乾燥が続くときは水やりをする
霜柱で荒れたところは、春に踏み固める

ハイゴケの特徴

日当たりの良い場所でも湿度が高ければ定着
日当たりの強い所でも多少湿気のある所ではよく育ち、芝の代わりに庭に植えることがある
水を含んだ湿潤状態と、水分がない乾燥状態の２つの状態で形状・見た目の変化がほとんどないのが特徴
乾燥していても見た目の変化が少なく美しい
植物体の大きさ、色、枝分れ等は場所により変化がある
強く丈夫なので管理が容易で苔庭･苔玉･苔テラリウム･鉢やプランターの土隠しなど、汎用性が高い
勢いが強いと弾くため、水は細かいジョウロでじっくりと行う
定着すると雑草の発生も抑えしっかりと根付いてくれる
ハイゴケは塩素やアルカリ性に弱く、変色し枯れてしまう
長期の間水に浸かると弱くなってしまうため、苔庭に使用する場合は水はけの良い地形を考慮する

ウマスギゴケの特徴

苔庭では石組みとの相性が良く、よく使用される苔の種類
やや日陰地の湿った所に群生するが、高所では湿原の日当りに大群落をつくる
ウマスギゴケはオオスギゴケに比べひとまわり小さいのが特徴
乾燥に強く、日当たりの良い場所でも扱うことができる
育成環境により色や葉の大きさが異なる
スギゴケの仲間では中心まで緑色のままのものが多く、苔庭でよく使用される
太陽光には強いが施工後馴染むまでは寒冷紗で日よけすると良い
管理方法として、土壌が常に湿った状態を好まないため乾燥し葉が閉じてきたら水やりをする
徒長対策としては平たい靴底で苔を踏むと効果がある
冬霜柱などで土壌から剥離しているウマスギゴケは、気温が暖かくなる時期に土壌と密着させる

２種スナゴケ・ハイゴケ苔マットの特徴

苔庭によく利用される苔の種類、スナゴケ･ハイゴケの2種類が混合したハイブリッドタイプ。日当たりの良いエリアに生息するスナゴケと、半日向から木漏れ日まで光量の汎用性が高いハイゴケとの混合タイプなので、比較的日当たりの良い場所に設置することで、より環境に適応する種類が定着しスムーズに苔緑化を進めることができます。

2種スナゴケ・ハイゴケ
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２種スナゴケ×ハイゴケ
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２種スナゴケ×ハイゴケ
１平米セット 21,120円(税1,920円)

３種スナゴケ･ハイゴケ･ウマスギゴケ苔マットの特徴

日当たりの良いエリアに生息するスナゴケと、半日向から木漏れ日まで光量の汎用性が高いハイゴケ、ハイゴケと同じく半日向から木漏れ日まで日当たり適用範囲が広く、日本庭園でよく使用されるウマスギゴケとの混合タイプ。
比較的日当たりの良い場所に設置することで、より環境に適応する種類が定着しスムーズに苔緑化を進めることができます。