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シッポゴケ
シッポゴケ科|学名:icranodontium denudatum (Brid.) Britt.
カモジゴケに似て大形で、茎の長さは10cmにもなり白っぽい仮根をつける。葉は長さ7〜11mmほどで形は狭披針形で、上部は溝状になっている。葉の中央を縦に通る太い葉脈は細く、上部の背面に鋭い歯のある2〜3列の低い薄板がある。先端に胞子体の蒴をつける蒴柄は黄色〜赤褐色で長さは5〜6mmになる。
霧がでる低山帯から亜高山帯の日陰で湿った腐葉土の上に群生をつくる。腐植土を被った地際の岩や倒木上に現れる。日本海側ではアカマツばやしに多く、カモジゴケと一緒に生殖しているエリアもある。同じ仲間であるオオシッポゴケはもう少し標高の高い山に生息する。
腐植土を被った地際の岩や倒木上に現れる。黄色のふんわりとした塊をつくる。葉の表面には白い仮根が目立つ。葉は茎にややまばらに付き、弓形に曲がった狭い被針形。乾燥による変化はあまりなく、乾くと茎から垂直に近い角度で開く。
明るい日陰に適していて、常に湿った状態を嫌う。高温多湿で蒸れると枯れる原因となる。
用途
-usage-苔庭、苔テラリウム
分布
-distribution-北海道〜九州
日照量
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