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苔選びから施工まで

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庭に合う苔の選び方
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01
庭に合う苔の選び方

1. 日当たりを考慮した苔の種類の選択

苔は全般的に直射日光があたらない場所を好む傾向がありますが、スナゴケ、ハイゴケ、ウマスギゴケは日当たりに強い種類となり、直射日光が当たる場所でも問題ありません。ただし、夕方頃からの西日は苔にとってよくありませんので、西日が当たる場所では庭木・垣根・塀などで日よけを行って下さい。また、木と枝葉の間からさす「木漏れ日」に適している苔の種類として、苔寺で有名な西方寺に多く生息しているホソバオキナゴケや、見た目が美しいカモジゴケが適して言います。

日向の苔

日向の苔
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半日向の苔

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木漏れ日の苔

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明るい日陰の苔

明るい日陰の苔
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2. 見た目からの選択

苔は日本庭園など和の空間を演出する際に活躍したり、モダンな空間にも相性が良い苔は全身で水分を吸収し蒸発させる性質があり、保水しているときと乾燥しているときの2つの状態があります。

スナゴケ・ウマスギゴケ・カモジゴケは保水している状態では葉が開き、乾燥時には葉がとじる特徴がありますが、ハイゴケ・ホソバオキナゴケは保水している状態と乾燥時との見た目の変化がほとんどありません。

どの種類もそれぞれ味があり、日本庭園やモダンな空間など目的に合わせて苔の種類を選択して下さい。

事前準備で決まる苔庭づくり
STEP

02
事前準備で決まる苔庭づくり

1. 水はけを考慮した土壌

苔庭を作る事前準備として、水はけの良い土壌づくりが必要になります。水はけが悪く、水たまりができるような土壌に苔マットを敷くと、苔が長時間水に浸かり根腐れしてしまうため、排水性の良い土壌作りが必要になってきます。

排水性が良ければどのような土の種類を使用しても大丈夫です。粘土質の土壌など水はけが悪い場所では少し掘り下層に砂利や砂を盛って排水層をもうけることで、水はけを良くします。

通常苔を植え付ける土壌として熱い土層や肥えた土は必要ありません。また、密着固定しにくい砂に直接植え付けることは良くないですが、ハッピーモスの苔マットは1.5〜2cmのピートモスの基盤の上に苔を育成しているので、水はけの良い土壌であれば苔マットを貼るだけで苔緑化することができます。

2. 強い風を避ける

苔は空気中の水分を吸収しているため、適度が「湿度」が大切になってきます。土壌が十分湿っていても、乾いた風が苔に強く当たると苔の定着の妨げになります。

強い風が苔に当たらないよう、特に冬の乾いた風は苔にとってよくないため、風向きを考慮して風よけのある場所や、竹垣・生垣など防風環境を整えることが大切です。

苔マットを敷き詰める
STEP

03
苔マットを敷き詰める

1. 水はけの良い土壌づくり

水たまりができないよう地面を整え水、勾配を考慮した水はけの良い土壌を作ります。

2. 苔ネットタイプの設置イメージを事前に把握

苔緑化する面積に必要な枚数を予め把握し、必要な枚数を準備します。ハッピーモスの苔マットは1平米施工するのに8枚必要になります。

3. トレイから取り出し一枚ずつ貼る

苔マットをトレイから取り出し、一枚ずつ貼っていきます。

4. 目土をかける

最後に目土をかけて緑化が完了です。

施工後に意識する苔の管理方法
STEP

04
施工後に意識する苔の管理方法

1. 水やり

ハッピーモスの苔マットで苔庭緑化した場合は、朝つゆ夜つゆや雨そして空気中の水分など、自然の水の循環で大丈夫ですが、晴天が続いたときなど苔が乾燥している場合は、葉水程度の水やりを行って下さい。

注意点としては、苔が常に過湿状態にあると蒸れて腐りやすくなり、また軟弱に育ったりするので水はけの良い土壌作りが必要になります。また、過湿状態で温度が高くなると苔にカビが生える原因になります。

夏場など日中の気温が高いタイミングで苔に水やりをすると、吸収した水が夏の気温でお湯になり苔がやられてしまうため、夏場の水やりは気温が落ち着く夕方以降に行って下さい。

2. 雑草

苔は空気中の水分を吸収しているため、適度が「湿度」が大切になってきます。土壌が十分湿っていても、乾いた風が苔に強く当たると苔の定着の妨げになります。

苔ネットタイプを張ることで太陽光を遮断し、雑草を抑える効果はありますが、自然の中で雑草がまったく生えてこないとはありませんので、雑草は小さなうちにこまめに手で抜いて下さい。全面が厚くエリアに覆われると雑草の発生が少なくなります。

3. 落ち葉

苔の上に葉が落ちると、湿気で蒸れ苔がやられてしまう原因になるため、こまめに竹ぼうきなどを除去して下さい。冬は寒さで苔が休眠しているので多少落ち葉があっても大丈夫です。

4. 苔と樹木

木と苔の間に1.5〜2mほどの空間をあけることで、木漏れ日や露が降りるよう下枝をきることで、空間を確保します。
樹木や草花の肥料は、苔をめくり苔の下に肥料を施して再び苔を戻します。
樹木に農薬を散布する場合は、苔の上にビニールシートを敷き、苔にかからないように散布してください。

5. 肥料

苔はアンモニアに弱く、肥料をあたえると肥料やけをして赤茶色に変色したり、病気にかかりやすくなるので、肥料をあたえる必要はありません。同じ理由で、犬や猫など動物の糞尿が苔にかかると枯れてしまうため気をつけて下さい。